スモールデータ集計の技

VBSを使ってExcelやCSVを操作し、ハイレベルなデータ集計技をお伝えします。

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

テキストファイルの読み出しテンプレート

今回からテキストファイルの処理を紹介します。まずはシンプルなテキストの先頭10行を出力するプログラムです。 Option Explicit Dim fso, args set fso = CreateObject("Scripting.FileSystemObject") set args = WScript.Arguments Const MAXLEN = 10 Read…

Excelの新規作成パターン

今回はExcelファイルを新規作成するパターンを紹介します。 option Explicit Dim fso, ExcelApp, args, currentfolder, Header, oBook, oSheet Set fso = CreateObject("Scripting.FileSystemObject") set currentfolder = fso.GetFolder(".") set args = WS…

実践編1:複数ファイルを集計する

今回は簡単な実践編です。下記のような売り上げデータのExcelファイルが月ごとにフォルダの中に保存されています。No.日時顧客名顧客属性来店種別利用金額 12020/9/4村松xxxxxxxxxx1500 22020/9/25山田xxxxxxxxxx5340 ....................... フォルダ内の…

Excelの行データを列名で参照できるようにする。

前回はExcelの列を列名(カラム名)で指定するようにしました。今回はさらに各行のデータも列名で指定できるようにしましょう。 option Explicit Dim fso, ExcelApp, args const xlToLeft = -4159 const xlUp = -4162 Set fso = CreateObject("Scripting.Fil…

Excelの列を列名で指定する。

今回よりExcel/CSV操作のTIPSの紹介をしていきます。 ExcelのセルはB列10行目といった、アルファベットと行数で表現されています。ただ、アルファベットはプログラムで扱うのが非常に面倒なので、通常プログラムから参照するときは列も数字にして"Cells(行番…

 まずはExcel読み出しの基本から

今回からコードの説明に入ります。申し訳ありませんが、本ブログはVBS/VBAの文法解説ではないので、そこまでは検索サイトで”VBScript 入門”といったキーワードで検索ください。 まずはVBSからMicrosoft Excel(r)(以後Excelと呼びます)を呼び出す基本パター…

Microsoft Excelと日々格闘しているオフィスワーカーに向けて

中小企業診断士の村松です。 普段はシステムインテグレーターとして、お客様の情報化支援を行っています。そうしたなかで、システムにかかわる様々な情報を集計したり、分析したり、報告書にまとめたりといったExcelにからむ業務が日々大量にあります。しか…